「日本一」の活用法


日本三大○○というタイトルで一昨日ブログを書いた。



今回の中国地方を回る旅行で日本三大○○を再認識したが、同時に幾つもの「日本一」や「日本初」を観光資源としてあまりうまくアピールできていないのではないかとも感じた。



例えば、



日本一の木製水車(山口県岩国市美川町




日本一のしゃもじ(宮島)



日本一のカルスト地形(秋吉台)



バナナの叩き売り発祥の地(門司)



日本唯一のカブトガニ博物館(岡山県笠岡市



もちろん日本一や日本初という言葉だけで集客できるほど昨今の観光事業は甘くはない。しかし、内容を充実させ、顧客満足やマーケティングという企業では当たり前の概念を観光の世界に持ち込むことで可能性は今とは比べ物にならないほど広げられるのではないか。



その際、看板としての「日本一」や「日本初」は圧倒的な力を発揮するはず。



地域の活性化や観光立国を謳うためにもまずは無限の可能性を秘めている「日本一」や「日本初」にもっと注目したい。