手ぶらの醍醐味

手ぶらの人がいる。



私が尊敬している「その人」もどこへ行くにもたいてい手ぶらである。



最近はスマートフォン一つあれば、困ることはほとんどない。



ポケットにそれ以外の最少限の持ち物を忍ばせていれば、事足りるということ。



あとは全て頭の中に入れておけばよい。



改めて考えてみると、



我々は何も持たずに生まれてくる。



何も持たずにこの世を去る。



何も持たない人生が一番自然に近いのかもしれない。



「手ぶらの醍醐味」をもっと楽しもうではないか。