身体というビークル

我々人間は身体というビークル(乗り物)に乗っている。



その乗り物を大切に扱わなければならない。



そう感じた。



2年ぶりの車検を通した。



随分長く乗ったHONDA車を買い換えることも頭を過ったけれど、走行距離や次の車のモデルチェンジのタイミング、何より愛着の湧いている今の車を手放すのは偲びないという気持ちの方が強かった。



タイヤを4本とも換え、エンジンオイルを新しくし、iPhoneが取り付けられるホルダーを据え付け、車内の芳香剤を取り替えた。



ダッシュボードにかすかに降り積もった埃を拭き取り、ゴミ箱のゴミを捨て、マットに散らばっている砂やゴミを一掃する。



寒風吹き荒ぶ中、車を洗い、ワックスを塗る。



ピカピカになった。



車と同じように、



魂を乗せたこの身体というビークルを、



ピカピカにしよう。