ゲーミフィケーション

ここ数日間ゲームや子供の遊びについて考えてきた。



一昨日のブログの中ではゲームはゲームだけに留まらず、「ゲーム的思考」なるものに形を変え、別の世界をも侵食し始めていることに触れた。そのキーワードが「ゲーミフィケーション」である。



ゲーミフィケーションとは、ウィキペディアによると、



「ゲームデザイン手法や仕組みを用いて問題の解決やユーザー契約などを獲得すること。例えば、既存のシステムやサービスへの、ポイント性、順位の可視化、バッヂ、ミッション、レベルシステムの採用など。さらにゲームの要素を盛り込むことによって楽しみながら意図せずそれらと関わっていってもらうことが目的で行われる場合もある。」とある。



要は、ゲーム性を取り入れることによって顧客や従業員のやる気を喚起し、成果に繋げようとすること。



ゲームは子供の遊びと切り捨てていたことを考えると隔世の感がある。



日々の生活や仕事はもちろんのこと子育てや勉強、趣味など、あらゆることにゲーム感覚を取り入れることで効果が期待できる。



このブログでも連続何日書いているかが表示されているし、アクセス数が時間、1日、1ヶ月単位で出ること、スター数もまさにゲーミフィケーションの応用である。クレジットカードや流通系カードにポイントが貯まるのも全く同じ狙いである。



そう言えば、我が家でも子供のやる気を上げるためにポイント制を導入し、成果を上げ始めたところである。



21:20までに寝る
朝7:50までに登校する
片づけをして寝る
パジャマをたたむ
家に帰ってまず宿題をする
ご飯を30分以内に食べる
スイミングスクールに一人で行く他



これらのことができればシールを貼っていく。シールが一定枚数に達すれば、欲しいものを買ってもらえるという単純な仕組み。



ただ単にやるべきことだからやりないさいでは子供は動かない(ことが多い)。



自ら動きたくなる工夫をすることで状況は驚くほど改善した。



先日、初めて貯めたポイント(シール)が規定数に達し、Jボードとたまごっちを買いに行った。大喜びする子供たちを見るのも楽しいし、それまでのプロセスでよい習慣が身につき始めたことはもっと喜ばしいこと。



自分のモチベーションを上げるためにはどんなゲーミフィケーションを使えばよいだろうか。



今度は自分の番である。