漠然とテレビを見たり、なんとなく本を読んでいないだろうか。
たとえ内容がためになるものであったとしてもアウトプットを意識した上で視聴、読書しなければその効果(定着)は疑わしい。
見たり聞いたりするものをできるだけ覚えておこうとする姿勢は一見受け取るという一つの作業に集中するから効果的に思えるけれど、実際のところは逆にインプットの質も量も低くなることが多い。
ひどい時はインプットをしているという大義名分で単に時間を無駄にしていることも珍しくない。
そこまででなくともインプットという学習のはずの時間が単なる娯楽になってしまいかねない。
アウトプットを意識してインプットを行うことでインプットの質が高まり、たとえインプットの量が下がったとしても実際に活用できる有効な情報、知恵が増える方が望ましいのではないだろうか。