前を向くことの意味


後ろを見ていたら前を向けない。


そんな当たり前のことを感じた。


過去に起こったこと、それが良いことであろうと悪いことであろうと後ろに目を向けていると前から来ることに対応できない。


障害物にぶつかったり、大切なものを見過ごしたり、場合によっては命に関わるようなことさえ起きかねない。


我々は常に時の流れの中で人生という道を歩いている。


後ろを向きながら歩くのはあまりにも危険だ。


にも拘らずそうせざるを得ないのはそのリスクを誰からも教えられないから。


ドラえもんのび太に問うた。


のび太くん、目はどうして前に向いて付いているか知ってる?


のび太は、何の恥じらいもわだかまりもなくこう答える。


そんなの決まってる。目が頭の後ろに付いてたら髪が邪魔で見えないもの。

ドラえもんは呆れることなく、こう言ってのび太を諭す。

目が前についているのは前へ前へと進むため。振り返らないで、常に明日を目指してがんばれ。

ジーンマイクは持っていないけれど、


のび太くんだけではなく、大勢の心を揺さぶったのではないだろうか。