あるお店で一人で食事をしていた時の話。
後ろで5、6人のサラリーマンが仕事の話をしていた。
「どうして◯◯がわからないんだろう」「もっとスピードアップしないと」「ここにこそお金を掛けないでどうする」・・・御多分に洩れず上司と会社に関する愚痴が遠慮なく放出されていた。
どこにでもある情景と言っていい。
時と場所と相手によるものの筆者も同じなだけに偉そうなことは言えないのだけれど、今回感じたのは、
「それも含めて仕事」
ということ。
つまり「どうして◯◯がわからないんだろう」なら、それをわかるように説得する、共感を得る、同志を増やすのも仕事のうち。スピードアップも予算の取り方も自分が動いて、影響力を発揮して、望むような結果を創出する。
「それも含めて仕事」
そんな風に感じた。
もちろん「言うは易し、行うは難し」で立場によって難易度もやり方も全く異なるけれど、共通して言えることは自分が直接関わり合う人から始めること。
上司は然り、同僚や後輩、トイレ掃除のおばさんや門の周りを掃除してくれるおじさんまで。
もしかすると会長が変装している場合もあるのだから・・・
かた焼きそばとギョウザとビールを楽しみながらそんなことを考えた。