一億総評論家などと揶揄されることがある。
匿名性の高いネット社会が当たり前になり、聞き齧った情報を基にわかったような気分になって誰もがいっぱしの評論家風を吹かせる。
「自分がするとしたら」
それが魔法の呪文だ。
レストランの格付けも上司の仕事ぶりも国家の舵取りもみんな同じ。
居酒屋で垂れる上司の悪口も女子会で囁かれる不倫の噂もテレビの情報番組でしたり顔して偉そうに語る政府批判も
「自分がするとしたら」
の視点はない。
逆に、自分がその立場にあったとしたら具体的に何をするのか、何を捨てるのか、何に全力を傾けるのか、それを真剣に考えることになる。
「自分がするとしたら」
それが情報を集める最も効率的な方法。
それが頭を鍛える一番の方法。
それが仕事力を高める最高の方法だ。
「自分がするとしたら」
常にそう考えながら 生きていこう。