テレビのない生活

 

2月に引越しを終えてから昨日までテレビのない生活を送っていた。

 

昨日工事が終わりケーブルテレビが開通した。

 

正直な感想は・・・

 

少し残念

 

元々それほどテレビは見ない方だけれど、それでもニュースや経済番組、NHK特集が積み重なるとそれなりの時間テレビ視聴に費やしていた。

 

東京の住まいはテレビはケーブルなしでは映らず、忙しさと手続きの煩雑さを理由に2ヶ月半テレビを見ない生活でそれでも不便は一切感じず、むしろ心地良かった。

 

その理由を探ってみる・・・

 

朝起きてつけるテレビ、夜帰ってきたからつけるテレビ、一旦動く画面を見てしまうと内容の良し悪しに拘らず見入ってしまうもの。

 

テレビをつけたらその瞬間意識を持っていかれてしまう。

 

魂を奪われてしまう。

 

奪われた魂をせっかく取り戻したのにまた持っていかれてしまう。

 

その感覚が「残念」の正体だという気がした。

 

ならば、

 

ケーブルテレビでどうテレビのメリットを享受し、かつ自分の魂を留め続けるか、それを考えればいい。

 

問題はテレビではなく、自分の問題。

 

テレビのある生活が問題なのではなく、自制のない生活が問題なのだ。