本気になる

 

本気だろうか。

 

子どもの頃はかくれんぼをしても鬼ごっこをしても野球をしても本気になれた。

 

手を抜く「ウソ気」と「本気」を使い分けたし、仲間同士で常に「ウソ気」か「本気」かを気にしていた。

 

いつの頃からかその使い分けができなくなっていた。

 

というか、自動操縦に切り替わっていた。

 

それが大人になるということかもしれないけれど、自分でも気づかないところで安全弁が働き、安全運転になっていた。

 

もう一度、フルスロットルで、スピード計を振り切るつもりで行く。

 

マジの本気になる。

 

自分の限界を超えて、その先へ行くために。

 

新世界を夢見て。