昨日のブログでこんなことを書いた。
サントリーと雪印というライバル会社が一つの広告を出していた。たとえそれが営業活動とは言え、「内臓脂肪対策」という「社会課題」を解決するためのものであり、真の「コラボの時代」の到来ではないか。
と。
21世紀に入って20年以上が経ち、ネットやデジタルを中心に社会の在り方や人々の考え方、関係性が急速に変わりつつある。
かつての当たり前が物凄い勢いで古くなり、新しい技術やサービスに置き換わられ、デジタル機器と少しのIT知識さえあれば、驚くほど便利な生活を享受できるようになっている。
にも拘らず、社会が抱える課題は山積みであり、見方によってはその標高はどんどん高くなっている。
その課題を政府にだけ任せておくわけにはいかず、NGOやNPOは言うに及ばず、企業が営利目的の絶好の機会と見て、積極的に参入するようになってきている。
しかも企業が単体だけではなく、コラボまでして社会課題に取り組もうとしており、たとえそれが営利目的であったとしても実際に社会問題が解決、緩和されるのであればウィンウィンと言っていい。
企業が社会課題に取り組むことで、その取り組み方やクオリティが生活者から評価されるのであれば、それでいいのではないか。
そういった企業が評価され、選ばれ、繁栄していく・・・
21世紀は社会課題をどれだけ解決していけるか、
それが企業に問われる最も大切なコトと言っても過言ではない。