Stay hungry, Stay foolish.
とは、
日本時間の昨日亡くなったスティーヴ・ジョブズ氏の言葉だ。2005年のスタンフォード大学でのスピーチでの話。
ハングリーであれ、バカであれ。
改めて考えれば考えるほど、深い言葉。
我々は日本という先進国の一つと数えられている国の現代という時代において、それなりに充足した日々を過ごしている。一部の例外を除くと日々の食事や寝る場所に困ることはない。満ち足りている生活と言ってもいいくらい。
多くの人がそこそこの教育を受け、社会に出て、仕事に就く。
社会人としての常識や会社の規定や習慣にいつの間にか洗脳されて少しずつつまらない人間になっていく。自分のオリジナリティやアイデンティティを失うことにさえ気がつかなくなる。むしろ、社会の常識や会社のルールを身につけることがよりよい人間になるための唯一の方法だと勘違いしたり、人間としての成長や立派な人間になる王道とさえ考えてしまう。
Stay hungry, Stay foolish.
その言葉の持つ意味は字面では計り知れないほど示唆に富み、深い。
日々の生活に、今の自分の居場所に、今の社会に、満足をするな!
人と違うことを恐れるな、人にバカと呼ばれることを喜べ、そして、チャレンジを続けるのだ!
そう言っているとしか思えない。
今の自分への叱咤激励だと受け止めた。