優しい気持ちで人に接したい。
いつも仄かな笑みを浮かべ、発する言葉は優しく、思いやりに満ちている。
そんな人間でありたい。
しかし、
そう思う時は、そうなってない時。
現実には、しかめっ面で、発する言葉は棘があり、自分のことしか考えない。考えられない。
優しい気持ちから遠く離れている時。
そんな時は、
一旦立ち止まって、
目を瞑り、
ゆっくり長ーく息を吐いてみる。
肺にもお腹にも一滴の空気も残っていないというところまで吐き切れば、
あとはゆーっくり息を吸い込んでいく。
一瞬の間、息を止め、吸い込んだ空気が全身に伝わっていくイメージを心に思い浮かべる。
少しだけ目を目を細め、
次に息をゆっくり吐く頃には、
優しい気持ちに包まれている。