師走最後の日曜日の朝、新幹線の駅は慌ただしい。
珍しく時間が余って駅の構内で人々が行き交うのをなんとなく眺めている。
帰省しようとしている人達が多い。
旅行者も混じっている。
老いも若きも大きな荷物、小さな荷物を持っている。
英語を話している人、中国語で喋っている人、何語か全くわからない言葉を話している人・・・
本当にいろんな人たちがいる。
心なしか人々の表情は優しげだ。
仕事や学校から解放され、心が解けているからか。
そろそろプラットホームへ上がる時間。
自分はどんな表情を浮かべているのだろう。
どんな1日になるだろう。