迷いという敗因

オーストラリアで開かれているAFCアジアカップの決勝トーナメント。

 

準々決勝で日本はUAEに敗退した。

 

試合開始7分に先制ゴールを決められ、その後終始攻め続けたにも拘らず同点のまま延長戦を終え、PK戦で敗れた。

 

PK戦で本田と香川のエース2人が外し、涙を呑んだ。

 

エース2人がPKを外した原因はわからない。

 

ただならぬプレッシャーがあったことは間違いないし、不運だったこともある。ただ、これまでにも修羅場を潜り抜けてきたエースの二人だけに単にプレッシャーに押し潰されたということではあるまい。

 

本田選手が語っていた言葉をヒントにもし自分があのシーンでキッカーを任されたらどうするだろうかと考えた。(あり得ないけれど、あくまで思考の訓練として)

 

蹴る(狙う)場所に集中する


であろうと。

 

本田選手が語っていたのは、ゴールキーパーの動きで一瞬迷いが生じたということ。

 

迷いが集中を解き、一瞬の隙を作ったのではないか。

 

ダムが蟻の穴から決壊するかのように。

 

翻って、


自分自身を見つめ直しても同じことが言えるのではないか、と。

 

迷いが一瞬の隙を作り、ダムを決壊させるようなことが仕事でも人間関係でも起こり得るということ。

 

迷いが大きな敗因となり得ることを胸に、

 

今一度集中することの大切さを再認識したい。