他言語に比べて抑揚がないと言われる日本語。
昨日のブログでそう書き始めたのには訳がある。(察しの文化という足枷)
自分の話し方に抑揚がないから。
改めて自分の話し方を見直さなければと思って録音してみると、これがまあなんという下手くそ!(失敬)あまりに単調で特徴がなく、我ながら聞いていて眠くなる・・・ あ、また眠りそうになってしまった・・・
いくら「ダイバーシティ(多様性)が大事」と叫ばれようと現実の職場はまだまだ昔ながらの序列や不文律、コミュニケーションスタイルがしぶとく残っている。
それでも優れた仕事のために良質なコミュニケーションが欠かせないのは誰もが認めるところ。
その大切なはずのコミュニケーションもこの国では「コミュ障」のように自虐的な使われ方が主流で、それをどう効果的に行うかについて共通の認識や教育が行われることはほとんどない。
何かについて自分がどう思うのか、それをどう他人に伝えるのか、どんな言葉を使って、どんな表情で、どんな風に伝えるのか、人それぞれのタイプを考慮した上の効果的な話し方や意見の伝え方は、全て個人の才覚と気づきと努力に委ねられている。
ボイスレコーダーに残した自分の声や話し方を聞いてこんな風に感じた。
- 抑揚がない
- 単調
- 声に張りがない
- 文章が言葉と言葉の間でブツ切れになる
- 一文が長い(傾向がある)
- 面白くない・・・
ふー。
どうしよう?
大勢の人の前で話す時はもちろんのこと、職場での会議や打合せ、いつものやりとり、プライベートの何気ない会話にも、
自分がどう話すのか、どんな言葉を選ぶのか、何を伝えたいのか、
抑揚を効かせて、スピードに変化をつけて、強調するところは強調して、
受け取り手のことを意識しながら話すことで、
少しはコミュニケーション力(話す方)が鍛えられるのではないかと思った。
今からでも遅くない
そう信じて頑張ってみようか。