家庭や職場でいつも同じ人と接していると話す内容が限られがち。せっかく会話を交わしても話題は変わり映えせず、新鮮味にかけ、マンネリに陥ってしまう。
それをやむを得ないことだと思っていないだろうか?
それを相手や環境のせいにしていないだろうか?
それを相性のせいにしてあきらめていないだろうか?
企業が市場で生き残っていくためにはどれだけ付加価値をつけられるかが重要。それは人も仕事も全く同じ。仕事は結果だけにだけに留まらず、その過程で重要なコミュニケーションにも当てはまる。そして、コミュニケーションは仕事だけで鍛えられるのではなく、普段の人間関係でも磨かれるべき。いや、磨かれなければならない。
普段交わしている会話、家族や職場の人と話す時にトピックの選定、話し方、視線の送り方、リアクションの取り方ほか、に我々はどれだけ意識を向け、付加価値をつけようとしているだろうか。
常に新鮮味溢れる話題を提供しようと心掛けているだろうか?
相手の興味や状況に合わせた声かけ、話題の選択、話し方をしているだろうか?
家族や職場の同僚という「身内」とのコミュニケーションの質も高めようという意識は持っているだろうか?
普段の、当たり前の、会話にも付加価値をつけようと意識を持ち、ちょっとした工夫と努力をするだけで、相手との関係性はもちろん、その場所全体が刺激溢れる、笑顔と笑い声に満ちた空間になるに違いない。