悪魔の擁護者

 

「悪魔の擁護者」と言っても、次期アメリカ大統領のことではない(笑)。

 

"Devil's Advocate"(悪魔の擁護者)とは、英語でよく使う表現の一つで議論を深めるために敢えて反対の立場に立つことを意味する。

 

例えば、自分の信念はイギリスはEUに残るべきと思っていても敢えてEU離脱の立場からそのメリットについてロジックを構築し、意見を主張する。その結果、全体としてより客観的に、よりバランスが取れたより正しい答えに近づけるようになる。

 

多くの人が正しいと信じていても、敢えて反対の立場につくのは簡単ではない。

 

正義と多くの人が思っていることに敢えて反対の立場、悪魔の立場、をとる、その擁護者になるのには勇気が要る。

 

「悪魔の擁護者」を話題にするのは、先日のブログで新しい思考回路を得るためには自分の感じることの反対の立場に立つことが有効だと書いたから。(思考回路を繋ぐ方法

 

ドナルド・トランプ氏が類まれなるリーダーシップを発揮して、アメリカ合衆国を、全世界を良い方向に"change"する。

 

そういう立場に敢えて身を置いてみる。

 

「悪魔の擁護者」になって一度真剣に考えてみたくなった。