自分の感じたこと、考えていることを前提に話し始める人がいる。
自分が知っていること、わかっていることはあたかも世界中の人が理解しているかのように主観から話す人がいる。
「報連相」と略される「報告連絡相談」は、21世紀のネット社会ではメールやチャットに表されるテキストに置き換えられ、その分効率化が図られる一方、主観だけに基づく説明が背景や関連性を知らない人にとっては、全く意味不明なことになりかねない。
情報共有が密になされ、同じ理解、認識を持っている人同士では問題ない専門用語の使用や関係性の説明省略はそうでない人にとっては、理解の妨げにしかならず、その状況での正しい判断は到底期待できない。
コミュニケーションにおいては相手の立場に立つのが黄金律。
主観だけの勝手な前提にはくれぐれも気をつけたい。