戦慄が走った。
今朝6時頃、福島で震度5弱、マグニチュード7.4の地震が起こり、津波警報が発令された。
NHKをはじめ、ほとんどのTV局が緊急放送に切り替わる。余震、本震への怖れとこれから迫りくる津波にアナウンサーの避難を呼び掛ける声に緊張感が増幅される。
そして、福島原発の核燃料保管プールの冷却装置故障のニュースに5年半前の悪夢が一瞬で蘇る。
幸い地震も津波も原発事故も今回は大きな被害を及ぼすことはなかったけれど、
その後も頭を駆け巡っているのは最近ネット上で噂になっている南海トラフ地震のXデーのこと。
それが明日11月23日なのだ。
噂をそのまま信じているわけではないけれど、南海トラフ地震が起こる可能性がこの30年で70%という政府の地震調査委員会が発表した確率はそれなりに信憑性がある(と思っている)。
南海トラフ地震は起こるか起こらないかではなく、いつ起こるかが問題だということ。
それが30年後であろうと明日であろうと我々にできることは、それが起こった時にうろたえることなく、冷静に最善を尽くすこと。そのための準備をしておくこと。
地震であろうと津波であろうと交通事故であろうとガンであろうと我々はいつかは死ぬ。この世を去る。その時が来るのを知っている。
そんな「Xデー」を、噂であろうが科学的根拠のある政府発表であろうが、一つのきっかけとして意識し、後悔のないように準備するのは決して悪いことではない。
いつかのXデーがたとえ明日であろうとも後悔しないように今日できることをしておきたい。
今できることをしておこう。
参考)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36091