一昨日東京で日本を代表する企業の社長達が一堂に会し、新年の会が開かれた。
あるニュース番組が名のある大企業の長達に今年のリスクを挙げてもらっていた時のこと。
一番多かったのは、トランプ次期アメリカ大統領による保護主義化を懸念する声。
その次は中国の拡張主義の継続拡大による政治問題へ発展すること。
3番目はドイツで今年予定されている総選挙の結果、メルケル首相が負けてEU崩壊が始まるリスクだった。
印象的だったのは、トヨタの社長である豊田章男氏と富士フイルムの古森会長の言。
二人はボードに書かれた如何なるリスクも全て織り込み済み、もう既に起こっている、何でも来い!と言っていた。
もちろん企業経営者として起こり得るあらゆるリスクを想定し、対応策を用意しているからだろうけれど、それよりもどんな想定外のことが起こったとしても乗り越えるという覚悟、乗り越えられるという自信が全身から漲っていた。
そんなオーラを纏えるのは決してワールドクラスの社長会長だけではないはず。
生きている限り何が起こってもおかしくない!
ただ、残った人達で力を合わせて生き残っていくだけ。
その覚悟さえあれば怖いものなどない。
何でも来い!
その気概を持って2017年も走り続けたい。