昨日のブログで目標達成の価値とコツについて考えた。(連勝の力)
その最後で「継続は力なり」という昔からある諺の意味の深さを改めて噛み締めることとなった。
「継続は力なり」という言葉を最初に聞いたのは高校の時の校長先生の話だった。
我ながら高校時代の校長先生の話を覚えていることに驚きを禁じえないのだが、校長先生が何度も何度もその話をしていた姿が今でも印象に残っている。
それ自体が「継続は力なり」そのものなのだが、当時は継続することが何より大事で勉強も部活も何もかも続けることの大切さが繰り返し語られていた。
それは真実であり、否定する人はいないだろうけれど(良い習慣であることが前提なのは言うまでもない)、継続することが「継続を続けること」の原動力になるという意味まで含んでいたのにはこの歳になるまで全く気がつかなかった。
含蓄のある言葉は幾重にも意味や価値が重なっているものであり、「継続は力なり」もまたそんな言葉の一つである。
このブログも今日で2405日間一日も途切れることなく続けられている。
と言っても、達成感や満足感は驚くほどない。
空気のように、歯を磨くように、当たり前になっていて、それが継続する力になっているのを実感できる。
「継続は力なり」の真髄にようやく触れられたような気がして気持ちがいい。
高校時代に聞いた言葉が時を経て、芽を出し、花が咲いたような気分だ。