ちらかる話

 

机の上が散らかるように、部屋が散らかるように、議論も意識をしていないとすぐに散らかってしまう。

 

部屋を片付ける時には散らかっているものを所定の場所に戻すことから始める。

 

議論も同じで、様々な意見やこだわりポイント、大事なものもあればゴミもある。

 

それらを整理して、あるべき場所に戻していく。

 

そのためには「所定の場所」が決まっていることが重要だ。

 

それが、議論の「目的」(why)であり、「ゴール」(what)であり、「手段(どのように)」(how)である。

 

議論の後に出た意見を整理するのもいいけれど、一番良いのは、議論を戦わせる段階で出席者全員が話が散らからないように議論の目的、ゴール、手段を理解して進めること。

 

出したものは一つひとつあるべき場所に戻せばそもそも散らかることはないし、片付ける必要もない。

 

そんな議論ができる日を「ゴール」に設定し、そこへ辿り着くための「手段」をこれからも考え続けたい。

 

より効果的な仕事人になるために。

 

より良い人間になるために。