少し下火になりかけている感がないでもないけれど、世の中はとかく「品格」にこだわりたいかのよう。
個人的には決して好きな言葉ではないけれど、ここ数日使う機会が続いた。
改めて「品格」について考えると、「気品」や「品位」と並んで「気高さ」や「どことなく漂う品の良さ」というようなつかみどころのない言葉がネット上には並んでいた。
それこそ目に見えない「観念」であり、「雰囲気」であり、やむを得ないのだろうけれど、だからこそ定義と獲得方法を考えてみたくなった。
ズバリ「自分なりの信念と意志を持って一所懸命に生きている人が身につけているオーラ」と定義してみたい。
オーラの色合いや鮮やかさ、風合い、質の高さが「品格」の高さを表し、色の薄さやバリエーション、質の低さがそのまま品格の低さやなさを表す。
つまり品格にも品格があるということ。
自分がどんな品格を纏っているのか。
見えない鏡で見てみたい。