万物の大半はほとんど価値がなく、ほとんど成果を生まない。
少数のものだけが非常に役立ち、大きな影響力を持つ。
ーリチャード・コッチ(起業家、コンサルタント)
すべてのものに意味があり、価値があり、何らかの役割がある。
そう考えていた。
他方ですべてものに価値があるのではなく、むしろほとんどのものには価値も意味もなく、それらを切り捨てて、真に価値あるものに集中することが大切。
そう語る本に出合った。
本の中ではエッセンシャル思考と非エッセンシャル思考を端的な例を挙げて説明する。
エッセンシャル思考
- 大多数のものごとが不要だと考える
- 決定的に重要なことだけをとる
- 何をとり、何を捨てるか?
- ノイズのなかのシグナルを探す
- 語られないことに耳を傾ける
- 情報の本質をつかみとる
- 良くすることは、何かを削ること
- 境界線を引くことで本当の力が発揮できる
- ノーと言わなくてもいいようにあらかじめルールを設定する
- 最悪の事態を想定する
- 準備と計画に全力を注ぐ
- 正しい習慣を通じて自然に達成する
- 重要なことをやるのが普通の状態
非エッセンシャル思考
- 大多数のものごとが重要だと考える
- どの選択肢も平等に扱う
- 両方できるさ
- どうすれば全部できる?
- 声の大きい意見に反応する
- 話のすべてを聞こうとする
- 情報の渦に呑み込まれる
- あらゆる細部に愛着がありすぎる
- 境界線は自分の力を制限するものだ
- 毎回ノーと言うのに苦労する
- 最善のケースを想定する
- 土壇場にならないとがんばらない
- 火事場の馬鹿力に期待する
- 重要なことをやるのは例外的
進化のためにこれまでの考え方を変える。
ノイズを消す。