デジタル化、オンライン化、情報社会の進展のスピードは上がる一方だ。
その分、競争は激しくなり、個人に求められる知識やスキルのレベルも高くなるばかり。
世の中はますます便利になっているはずなのに世知辛さが増していると感じられるのは筆者だけだろうか。
人生100年時代と言われ、これまでの常識が通じず、生涯学習やリスキリング等のように自分を高める重要性はますます高まっている。
それらを否定するわけでは決してないけれど、改めて幸せの源泉について考えると皮肉なことに気がついた。
自分がどんな時に幸せを感じるのか、わくわく感を感じるのかを問うてみると、意外にも「自分のため」とか「自分が得すること」をしている時ではなく、「他の誰かのため」だったり、「誰かに何かを与えられていると感じている」時だったりする。
結局「他人のために」生きることが「幸せの源泉」であり、「自分のため」になるのかもしれない。