「あの人は枯れていない」
良い意味で使われることが多いけれど、ときに否定的な意味で使われることもある。
「良い枯れ方をしている」
そんな風に肯定的に「枯れる」を使うのは「こなれている」とか「変な力が入っていない」とか「肩の力が抜けている」とか「(ガツガツしていなくて)余裕がある」といった意味で使われることが多い。
「枯れる」
その言葉を良い意味で使えるように余裕を持って、気軽に、いつも涼しげにしていたい。
秋になって、
涼しくなって、
茶色に枯れた木々を見て、
ふとそんなことを思った。