その日に備えて −巨大地震−

月一企画



2011年は「理想の○○」というタイトルで身の周りで見つけた「理想的なもの」を題材にしてブログを書いた。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111228



2012年は「月一雑誌」という企画で今までに一度も買ったことのない雑誌を買ってみた。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120131



3年目にあたる今年は「その日に備えて」というタイトルで不安定な時代の危機管理について考えてみようと思う。



記念すべき第1回目は「巨大地震」を取り上げたい。



阪神淡路大震災東日本大震災という2つの未曾有の被害をもたらした大震災を経てもなお、次は東海地震とも南海トラフ地震と言われ、想定被災者数も数万人から30数万人に上る可能性が示唆され、被害軽減のための国家的プロジェクトが進められている。



一般人である我々は個人のレベルでどんな準備をしているだろう。



正直なところ、ほとんど何もしていないという人が多数を占めるのではないだろうか。



ここでは「内閣府の防災情報」(http://www.bousai.go.jp/minna/watasino/index.html)を参考にして、現実的なレベルで「その日に備えて」みたい。



1.災害発生前の備え
   家具の固定
   避難所の確認
   家族との連絡方法の確認
   緊急避難持ち出しセットの準備
   最低限の水・食料品の備蓄



2.地震が起こった時の命を守る行動の理解と徹底
   テーブルや机の下に隠れ、脚部分を押さえる(屋内)
   空き地、高台など、安全な場所にすぐに避難(屋外)
   安否の確認(家族、職場)




完璧を期すためにリストを長くしても実行されなければ意味はない。



現実的に「これならできる」という気持ちになれ、実際に実行できるレベルで考えてみた。



「その日」が来なければそれに越したことはない。



しかし、「その日」が来た時に後悔だけはしたくない。



このシンプルなリストを何度も何度も見直して、確実に実行できるようしっかり準備をしようではないか。



その日に備えて。