今年の月一企画は「その日に備えて」と題して、様々な危機管理について考えてきた。
最初の半年は世界的、社会的な危機について。7月からは身近な、個人的なリスクについて考えてみた。
後半の最初の3ヶ月は、失職、癌、病気・怪我、自分に直接降り掛かる非常事態について考えたので、今日は家族に何かあった時のことを、考えたくはないけれど、考えてみようと思う。
もし一番身近な家族が病気になったら、介護が必要な状態になったらどうするか?
当たり前のことだけれど、家族を最優先に考える。
仕事との兼ね合いはもちろんある。
献身している仕事を辞めるという判断もあり得るということ。
現実的には、家族の誰がそういう状態になるのか、病気の重度、進行度によるし、サポート体制が取れるのかどうか、仕事の引き継ぎもきちんとしたい。
自分の余命が短いとわかったならば、仕事は極力すぐにでも区切りをつけて終了するはず。自分にとって一番近い家族がそんな状況になれば同じことをするのは当たり前。
当然、仕事を辞めれば収入がなくなり、その結果、家族を支えられなくなれば元も子もない。今の仕事と介護をしながらでもできる仕事との兼ね合いも考慮し、決定することになる。
考えたくないことではあるけれど、誰にとってもあり得る話。
にも拘わらず、我々が「その日」を考えることは滅多にない。
思考訓練の一環として、
本当の意味の個人的な危機管理の一環として、
「その日」についてしっかり話し合う機会を作ってみようと思った。
その日に備えて −病気・怪我−
その日に備えて −癌−
その日に備えて −失職−
その日に備えて −国家的有事−
その日に備えて −世界的食糧難−
その日に備えて −強毒性インフルエンザ−
その日に備えて −ハイパーインフレ−
その日に備えて −原発が再稼働する日−
その日に備えて −巨大地震−