魂の解放

昨日のブログで「魂の解放」という言葉を使った。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120414



魂を解放するとはどういうことなのだろうか。



そもそも魂とは?



魂を「命」と言い換えることに無理はあるだろうか。



大学教授にもスピリチュアルカウンセラーにもウィキペディアにも頼らず自分の感覚と言語化能力を使って考えてみたい。



魂が人間の本質であると仮定する。



肉体は借り物に過ぎず、死は肉体の使用期限の到来でしかない。魂は再び肉体に宿るまである場所に一時滞在する。人はその場所を天国と呼んだり、地獄と表現したりする。



輪廻転生とは、魂が繰り返し新しい肉体を得て異なる一生を送ること。端的には「生まれ変わり」のこと。強い信念とまでいかずとも仏教が染み付いている日本人の多くがなんとはなしに信じている。



魂が肉体の使用期限後も存続し、新たな肉体に吹き込まれることで新しい一生が始まるのだとすると、魂と命は同一のものとは言えない。



命=魂+肉体



魂=命ー肉体



となる。



魂が解放されるということは、この方程式から解き放たれること。



命とも肉体ともかけ離れた存在になることで何物からも干渉を受けなくなる。



それが「魂の解放」であり、実現可能な場所はたった一つ。



「心の中」



でしかあり得ない。



そして、



心を思う通りに操るための唯一の方法は行動規範をもって奴隷化すること。



つまり、



心を奴隷化することが魂を解放するということになる。



であるならば、



心とは何ぞや?