思考の始点3

私たちは知らず知らずのうちに「自分は正しい、他の人は間違っている」と思いがち。



謙虚な人や自分に自信を持てない人であっても心のどこかでは同じ感じ方をしている。そうでなければ個の存在として生きていくことが難しいから。究極的には生きていくことができないから。



一昨日、昨日と「思考の始点」と題して考え方のスタート地点を変えることでその後の展開が全く違うことについて考察した。
「思考の始点」  http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121101
「思考の始点2」 http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121102



今日はその第3弾として、「正しいか間違いか」について考えてみたい。



自分が好調の波に乗っている時は余裕があって自分を二番目や三番目に置くことができる。その余裕を楽しむことができる。



反対に、崖っぷちに追い込まれたり、ほんの少しでも余裕がなくなるだけで「自分自分」が頭をもたげてしまう。そうなると「自分は正しい、他の人は間違っている」が心と体を占拠してしまう。



無意識のうちに周りを責め始めたら、まずは自分を正当化していないかどうかをチェックしたい。



自分の正当化が原因で自分自身が苦しくなってきたら、



自分が間違っていて、他の人が正しいという仮説を立ててみればいい。



少し考えてみるだけで、思考の呪縛に囚われていることに気づくはず。



呪縛が解ければ、自分でも驚くほどスッキリし、自分の非を認めることができる。自由になれる。



思考の始点を少し変えるだけで無限の自由を手に入れられるのだ。