昨日のブログで「締切効果」について書き、最後は「人生の締切」を意識することが最初に取り組むべきことかもしれないと締め括った。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20130312
人生の締切とは、言うまでもなく、自分の死のこと。
先は長いと感じられても、振り返ってみれば、あっという間という経験は誰にでもある。
恐らく、人生最後の瞬間も同じではないか。
先日テレビに登場していたMITの教授が言っていた。
「僕はあと20年ほどしか生きられない。やりたいことは山ほどあるし、生きたい場所も山ほどある。焦っているんです。」
そう言って、テレビ番組中もササッと動いていた。
また別のすごい人との会話も思い出した。
食事に気をつけているその人に理由を尋ねると「あと2万数千回しかない食事だからね。」と教えてくれたこと。
改めて考え直したいと思う。
遅くとも数十年後には必ず来るであろう自分の死。
その瞬間を無意識のうちに考えないようにしてきたけれど、自分の「死」を敢えて意識することが「生」をより輝かせることになるのではないか。
日々の忙しさや怠惰な気持ちに呑まれて無為の時間を過ごしていた自分が恥ずかしくなった。
と同時に、目の前に死という自分の人生の締切を突き付けられたことで、俄然モチベーションが上がってきた。
さあ、今から何をしよう?