可もなく不可もない
そんな表現がある。
読んで字の如くで「良くもなく悪くもない」という意味。
しかし、その時点で「悪い」という判断をすべきではないかと思った。良くないのであれば悪いとする方が伸びしろが大きいから。良くなるための努力をより喫緊の課題として感じることができるから。
逆に言えば、「普通」という評価は「無評価」と受け止められ、喜びも失望もそこから生まれる努力や進化の芽も奪われてしまうから。
今日という一日を振り返った時、自分の仕事を冷静に見直した時、「可もなく不可もない」という表現が頭に浮かんだ。
そして、その瞬間それではいけないと思った。
可もなく不可もないのは不可である。
その潔さと覚悟を持って、
明日はより良い日にしたいと思った。