浪漫という言葉をめっきり聞かなくなった。
浪漫は死んだのだろうか。
浪漫とは未知への憧れ、まだ見ぬわからないもの。
それが最近になって様相が変わって来たように感じる。
失われた20年を経て、時代が再び動き始めたからかもしれない。
停滞の先にあるのは更なる停滞であり、その先にあるのは衰退。
変化の先にあるのは更なる変化であり、その先にあるのは進化。
明治や大正時代に大量の西洋文明が雪崩れ込み、日本人の生活や考え方を劇的に変えていった。
必ずしもプラスばかりではなく、リスクもある中でまだ見ぬ未来という可能性を信じて生きる人々の姿に浪漫があった。
それと同じ匂いがし始めている。
浪漫の復活の時が近づいている。