「自分が思っているほど周りの人は気にしていないもの」
仕事仲間がある人にしたアドバイスだ。
人間であれば誰もが調子のいい時、悪い時がある。上り調子の時も下り坂の時も。
悪い流れにいる時、意識はつい内側に向かいがち。
自分のしたこと、しなかったこと、できなかったこと、やってうまくいかなかったこと・・・
そして、過去の否定的なことを未だ起こってもいない未来の出来事に当て嵌めて勝手に不安になってしまう。
意識が内側に向かうというのは、端的に言えば、自分のことばかり考えてしまうこと。
一つの解決策は驚くほど単純だ。
意識を外に向ければいい。
周りの人に目を向ける。周りで何が起こっているのか、周りの人はどうしているのか、何か面白いことはないか・・・
自分の外側にあるものに興味を持ち、意識を向けることで(否定的になっている)自分のことが入る心のスペースは一瞬でなくなってしまう。否定的な気分はあっという間に霧散する。
今日一日を振り返って、誰かの小さな失敗やできなかったことを覚えているだろうか。
「自分が思っているほど周りの人は気にしていないもの」
後は、意識を外に向けるだけでよい。