「たいへん長らくお待たせいたしました」
「お支払いはどのようにいたしましょうか」
「1万円からでよろしいでしょうか」
これらはお店でよく耳にするフレーズ。
いわゆる「マニュアル」であり、「定型文」と言える。
長く待たせられた時は最初の一言があると癒されるけれど、全然待っていない時に言われるとしらけてしまう。
クレジットカードで1000円未満の支払いをする時に「お支払いはどのように」と尋ねられると思わず「12回払いで」と冗談を言いたくなる。
端数の出る買い物をして1万円札を出し、小銭を探して見つからず諦めかけている時に「1万円からでよろしいでしょうか」と尋ねられたら少し申し訳ない気分で「はい、大丈夫です」と言えるけれど、お札を出した後、何のアクションも取っていないにも拘わらずその台詞が発せられると少しイラついた「はい」になる。
昨日のブログで人とのコミュニケーションにおいては「定型文+一言」が大事と書いた。
それは仕事場でもプライベートでもなんら変わらない。
状況を見て、臨機応援に対応することが大事。
状況は時にプラスのこともあれば、マイナスのこともある。
ゼロから言葉を考えるのではなく、定型文がいけないということでもなく、
状況に応じて変えていけばいいだけ。
そう。
定型文×状況
でいけばいい。