基準値と目標値

 

人は過去に縛られているわけではない。自分で描く未来に規定されている。

 

昨日のブログでアルフレッド・アドラーの言葉を引用した。(人は過去に縛られているのではない

 

自分の未来を自分で決めるのならば、高い目標や大きな夢を持つ方がいい。そう締め括った。

 

ビジネスの世界では「基準値」と「目標値」という二つの数値設定がある。

 

「基準値」とは、現実を考慮し(過去の実績、社会環境、人員体制ほか)、設定される必達ライン。

 

「目標値」とは、時にベンチマークと呼ばれ、ハイパフォーマーが達成する高い数値。「目標は高ければ高いほどいい」という考えに基づいて設定される高い目標。

 

どちらが正しいということではなく、考え方、使い方の違い。

 

達成することの喜びだとか全体のボトムアップには「基準値」が有効。自分の能力の少し上に設定することで多少のがんばりで達成することができる。少しずつ、確実に成長が期待できる。

 

他方で、「目標値」は高ーい高ーい目標にすることで、時に自分でも驚くような力が発揮でき、大きな大きな成長に繋がることがある。

 

人間の潜在能力を引き出すための方法と言える。

 

会社や学校だけでなく、

 

個人の目標を決める時にも参考にしてみたい。