娘のテニスの送り迎えをしていて思うのは、週1回1時間の練習でも子どもたちは確実に上達するということ。
もちろん上達のスピードは一人ひとり違うし、センスがあると思う子もいれば、他のことをした方がいいのではと感じる子もいる。
コーチの上手い下手もあるけれど、週1回の練習を2回にしたら上達スピードは倍以上になるのではないかと思うし、ほんの少しでも毎日練習すればどれだけ上手くなれるのだろうと思う。
現実には娘のテニスに毎日付き合うことはできないし、娘自身そこまでのめり込んでるわけではないから毎日というわけにはいかないのだが、改めて考えると中学校や高校の部活はそういうこと。
最近ではブラック部活なんて言われることもあるけれど、やり方さえ見直せばこんなに理想的な上達サポートの仕組みはなかなかない。
翻って自らのいる場所を考えてみる。
毎日仕事をしている。
そのスキルは上がっているだろうか。
上げようとしているだろうか。
総合的な仕事力、人間力はただ単に目の前の仕事や課題、トラブルに対応するだけでも上がるのだろうけれど、意図的に特定のスキルを磨こうとして取り組み、言語化して反省し、次に繋げるようにするだけで上達のスピードは圧倒的に上がるような気がする。
フォアハンド、バックハンド、サーブ、ボレーの個々のスキルアップを意識した練習を見ながら、
テニスを上手くなろうとしている子どもたちの週1回の練習を見ながら、
改めて日々の練習の大切さを思った。