巫山戯るは「ふざける」と読む。
ふざけるのは子どもの特性。
娘のテニススクールに付き添っていると小学生、特に男の子たちのおふざけが止まらない。
見ていて面白いと思わないし、気持ちのいいものでもない。
そう感じるのは歳をとった証拠だとは思うけれど、一人でふざけて自分だけが遅れるのならまだしも周りの人たちを巻き込む姿に思わず口を挟みそうになった。
グッと堪えて、視点を変えてみる。
じっとよく観てみる。
すると、ふざける子は下手な子が多いことに気づく。
下手な子が照れ隠しにふざけたり、上手くできないがために他に楽しさを見出そうとしているだけかもしれない。要は、自衛行動なのかもしれないと思った。
巫女(みこ)が山で戯れるのは子どもの特権なのだ。
大人はもう少し寛大でありたい。