冥加の心

 

風は見えないけれど、

なびく草や枝を見て、

私たちは

見えない風の存在に

気づきます。

 

私たちの周辺には、

あまりに多くの

見えないものがある

ということです・・・.

 

中略

 

あなたが今ここに

いるのも、あなたを

守ろうという人々の

目に見えない力が

働いた結果では

ありませんか?

 

目に見えぬもの(冥)

に守られている(加)

ことを知らねば

なりません・・・

これを「冥加の心」と

言います。

 

自分の力ばかりを

頼みにしないで

もっと素直に

まわりを見回して

みたらどうですか?

 

そうすれば

道は開けて

くるもんどす。

 

龍  第19巻  月光  P182,183より

 

しんどいと感じる時は往々にして独り相撲をしている時。

 

自分だけの力でここまで来て、自分だけの力で何とかしなければならない、

 

そう思い込んでいるから。

 

目には見えないからと言って存在しないわけではない。

 

「冥加の心」を思い出し、周りを見渡すことから再出発しよう。