1月3日の東京駅にて

 

平成最後のお正月。その3日の日に東京駅に行ってきた。

 

帰省から戻ってきた人たち、旅行中の観光客、箱根駅伝を見学していた人たちでごった返している。

 

想像通りの人の多さと消費意欲の高さに圧倒された。

 

どこからこれだけの人が集まるのだろう。

 

溢れかえるほどの人たちがお土産やらお弁当やら今夜のおかずやらを買うために長い列を作っている。

 

消費する欲望に飲まれているのか、消費することが正義と勘違いしているのか、それとも単に食欲を満たそうとしているだけなのか。

 

これだけ多くの人たちがモノを買ったり、サービスを利用したりすると、それだけでビジネスが成り立ちそう。

 

もちろん競争の激しさはあろうし、コストが高いのも想像できるけれど、それでもこれだけの人が集まる理由は、儲かるからであり、利があるから。

 

人が人を呼び、カネがカネを引き寄せる。

 

ここ東京にいると、日本の中心であり、正義であり、世界の全てであるかのような錯覚さえ覚えてしまう。

 

そのには幾分の真実も含まれているのだろうけれど、何か大きなモノ、大切なコトを見失ってしまうような気がしてならない。

 

1月3日の東京駅にてそんなことを考えた。