責任回避の技に長けている人がいる。
「(こういう時は)こうすることに決まっている」(前例に倣っている限り大きな火傷はしない)
「(上司の)○○さんがそう言ったから」(上司を立てつつ上手くいかなかった時は上司のせい)
「データから考えると当然の帰結」(数字やファクトに基づいた判断なら誰にも責められない)
個人のリスクマネジメントの観点からは責任回避の技を磨くのはいいのかもしれないけれど、
他方で、
情報の出所や判断材料の質、決定までのプロセスの如何に拘らず全ての責任を背負う人がいる。
こんな不確実な時代だからこそ、
逆に、
損得を気にせず、責任回避の技を磨くことなく、何があってもなくても責任を背負い込める、
そんな人に私はなりたい。