ガリッ!
嫌な音が響く。
急いでお昼を書き込んでいたときのこと。
左の上でグラグラしていた歯がついに抜けた。
実はこの歯は乳歯。
筆者は壮年と呼ばれる世代をいつの間にか超え、立派な(?)中年。
そんな年代の人間に乳歯が残っているのは多くはないものの特に珍しいほどではないという。
歯医者での定期検診でもこの一年半いつ抜けてもおかしくないと言われてはいた。
それでも愛着ある持ち物を丁寧に使うかのように気をつけながらずっとキープできていた。
さすがにこの歳で抜けても永久歯は生えてこない。
抜けた跡に歯を充ててみる。
あ、この感覚・・・
9歳の頃を思い出した。
驚くほどその頃と今はそう遠くない。