2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
未来を創る人がいる。 と言っても、SFでも映画でも発明家の話でもない。 数ヶ月先の予定を立てる人のこと。 たいていの人は明日明後日、一週間先程度のことは把握しているし、予定を立てるもの。 一ヶ月先の打ち合わせや次の旅行の計画もまだまだ普通の範…
白い服、青い服、襟付き、Tシャツ、ジーンズにスカートにスーツに帽子に制服・・・ 様々な人達が思い思いの服装をしている。 退屈そうにスマホを見ている人もいれば、ニコニコしながら友人と話している人もいる。 電車の中でも街を歩いていても人はそれぞれ…
空が暗くなってきたかと思ったら遠くから雷鳴が聞こえてきた。 その頻度は数分毎に増え続け、落雷の音も次第に大きくなり、気がつくと大粒の雨が降り始める。 折り畳みの傘は役に立たないのは雨足の強さで誰もがわかるほどだ。 だからこそ「雨宿り」をする。…
有馬温泉の復興に目を見張った。 噂には聞いてはいたものの実際にその場に足を運び、自分の目で見て、耳を澄ませ、空気を吸ってみると、かつて寂れていた温泉街は、確かにエネルギーに満ち溢れていた。 活気というエネルギーの正体はまた別の機会に譲るとし…
一つの章が終わった。 それは哀しいことではなく、単なる事実。 もちろん大切にしてきた人や物と別れることには心が締め付けられるし、切なくなるもの。 と、同時に、それは新しい章の始まりでもある。 ページを繰って、懐かしさを全開にするよりも新しい章…
用事と家族旅行を兼ねて関西に戻る旅に出る。 朝5時に家を出て、東名高速道路を西に西に向かう。 途中サービスエリアに立ち寄り、 日本三代名湯の一つ、神戸の有馬温泉に着いた。 ホテルは創業80年。有馬温泉自体は600年の歴史があり、彼の太閤豊臣秀…
自分でも気づかずに閉じ込めている想いがある。 初めは、こうしたらいいのに、ああしたらいいのに、と感じてはいても、目の前のしなければならないことや限られた時間、上下関係、人間関係という現実の中で想いを心の底に追いやってしまい、いつかそれさえも…
何があっても、なくても、前に進むしかない。 途中で焼夷弾が降ろうとも地雷が破裂しようと、核ミサイルが落ちようとも、前に進むしかない。 進んでいけばいい。 たとえ立ち止まって、愚痴を溢そうが、不満を並べようが、論理的な反論をしたとしてもその場に…
普通の人とは異なる視点を持っている人がいる。 「あのシーンって、10年前だったよね。だって薬の袋に平成20年って書いてあったもん」 とか、 「あそこにある看板は◯◯だけど、知ってる?」 普通そこは見ないだろう そんなところばかり見る人がいる。 異…
満員電車にて スマホでオンラインゲームをしている人、LINEで誰かとチャットしている人、サーチエンジンで何かを探している人、動画を見ている人、TEDを観ている人、アニメを見ている人、英語の勉強をしている人、テレビを観ている人、音楽を聴いている人、…
「絵が描ける人がいるんですよねぇ」 その人の発言は妙に腑に落ちるものがあった。 仕事人は大きく2人に分けられる。 絵が描ける人と描かれた絵に決められた色を塗る人。 前者よりも後者の方が圧倒的に多い。 どちらが優れているかではなく、役割が異なるだ…
自分らしさや自分の考え、意見を大切にしようという掛け声は間違いではない。 しかし、現実はそう簡単ではない。 ネットに溢れている誰かの意見や仕事上で忖度せざる得ない状況、身近にいる人からの無言のプレッシャー・・・ 自分らしく、自分なりに考え、表…
左腕の上腕にでき物ができて、痛みを発し始めた。 日曜日でも開いている皮膚科を探すると一件見つかり、口コミを読むとこれが驚くほど低い。 水虫さえ診断できないレベル 受付の対応が高圧的で残念 全然話が通じない医師と事務員 問合せの電話をしたら適当に…
昨日のブログで“go with the flow “ という英語の表現を紹介して、流れに乗る時には乗ればいい、景色を楽しめる時は楽しめばいいと書いた。 夏休みに楽しんだ鬼怒川ライン下りが気候に恵まれ、水かさも少なく、流れも緩やかでゆったりと景色を楽しめたイメー…
“go with the flow “ という英語の表現がある。 「流れに乗る」という意味。 良い流れ、勢いがある時には流れに乗ればいい。 自力で進まなければならない時もあれば、手放しでもぐんぐん前進できる時もある。 時には流れに身を任せ、周りの景色を楽しんでみ…
その人はおもむろにドラえもんの絵を描き、少しずつずらしては何百人ものドラえもんで螺旋を描いた。 そして、放った言葉は、 「この会社で長年働いてきた先輩や同僚がいる中私はこの仕事、このポジションを引き継ぎ、今日お客様であるあなたと出会いました…
何かの長であるならば誰よりも一番そのグループのことを考えなければならない。 それが修学旅行の班長であっても学級委員であっても部活やサークルの部長であってもPTAの会長だったとしても。 会社の係長や課長、部長、社長でも同じで町長や市長、知事に…
夏休みを終える前に東京観光をもう一箇所することにした。 目指すはかの有名な浅草である。 雷門の巨大な提灯の下に松下電器(現パナソニック)の文字がやけに目立つと思っていたら、なんと松下幸之助氏による寄贈だということを知りひっくり返るほど驚いた…
昨日のブログで書いたのは「想いの集まる場所」。 人の想いが重なり、深まり、豊かになるにつれ、その場所の独自性が高まり、深まっていく。 それも元になる想いがあってこそ。 創作者の想いがあって、共感する人がいて、そして物語が始まっていく。 大事な…
今回の栃木旅行は日光東照宮をはじめとして「想いの集まる場所」が多かった。 宗教家の方に叱られそうだけれど、神社仏閣も言ってしまえば、単なる建物の集合体に過ぎない。 それはお守りもしかり、仏像もしかり、壁に描かれた有り難い龍や鳳凰の絵もしかり…
栃木旅行の3日目は警報が出るほどの豪雨と福島の震度4の地震から始まった。 朝4時過ぎには雨も上がり、青空が顔を出し始めた。 ペンションの朝食は手作りで優しいおいしさに溢れている。 今日は今回の旅行のメインイベント、日光東照宮を参拝する。 これ…
栃木旅行の2日目は青空からスタートした。 7時前に起きて、昨夜と男女が入れ替わっているお風呂を堪能して朝食に向かう。 チェックアウトして鬼怒川名物ライン下りへと。 奇岩 ゴリラ クマ 約35分のライン下りを楽しんだ後は串団子と朝取れ冷やしトマト…
2018年の夏休みが始まった。 台風13号の行方と影響をうかがいながら土壇場になって栃木に向かうことに決めた。 麻布十番9時過ぎに東京を出て北上し、お昼前に宇都宮市に入った。 少し早めのお昼は宇都宮名物ギョウザ。 元々持ち帰り専門店が食堂も始…
目の前に長い階段が現れる。 すぐ横にあるエスカレーターやエレベーターを使うこともできるし、階段を一つ飛ばしに勢いをつけて上っていくこともできる。 してはならないのは溜息をついて、嫌々ながら階段を上ること。 高い長い階段を上ることはしんどいけれ…
昨日朝の9時からついさっきまで丸36時間ぶっ続けで働いた。 これまでも徹夜で遊んだり、運転したり、働いたりしたことはあったけれど、文字通り一睡もせず働き通したことは長い仕事人生でも初めてのこと。 それでも驚くほど元気で、休む間も、息つく間も…
「やっぱり正統派がいいよね。癖のある人もいいけど、結局のところ正統派が力を発揮するって気がする」 そんな発言を聞いて複雑な思いがした。 野球でも仕事でも人生でも同じことが言える話は正統派の人にとっては背中を押される話であり、それ以外の多くの…
きちんとした計画を立てずに物事に取り組んで火傷するということが最近続いている。 と言っても、大したことはない。 例えば、下調べをせずに行きたいお店に行ったら定休日だったり、ランチタイムを外したり。混み合う時間を気にせず足を運んだら驚くほど待…
今日は炎天下の中、娘の大好きなスヌーピーミュージアムに行くことにした。 麻布十番で降りて、街ブラを楽しむ。 福沢諭吉が眠る東京では浅草寺に次ぐ古さを誇る善福寺。 麻布十番から六本木ヒルズを目指し、蔦屋書店で涼んだ後、 けやき坂を登り、 六本木ヒ…
朝早くからの業も分刻みのスケジュールも夜遅くまでの仕事も修業だと思えばいい。 我々は誰かの奴隷でもなければ、大地主の小作人でもなく、身売りされた奉公人でもない。 しなければならないのではなく、自ら選んでいるのだと。 全ての業は、血となり肉とな…
穏やかでいることはさほど難しくはない。 しかし、「穏やかさを保つ」ことはそう簡単ではない。 どんな時も春風が吹いているように穏やかでいたいと思っているのに、心が掻き乱されたり、不安になったり、怒りが込み上がってきたり、常に波風が立っているの…