隣の芝は青い
当たり前のことだけれど、人は自分を中心に物事を考える。
自分を起点に考えることで周りの人の方が恵まれていて、羨ましいと感じることがある。
羨ましさまでいかずとも何となく自分が一番しんどい思いをしていて、他の人は悩みもコンプレックスも将来への不安も何もないなどと感じてしまいがち。
改めて考えるとそんなことは在り得ないし、誰もが何かを抱えていることは容易に想像がつく。ただ、頭ではわかっていてもそれを実感する機会は、なかなかない。
実際に隣の芝の上に立つまでは。
隣の芝に立つとその芝が自分の庭の芝とそう変わらないことがわかる。枯れている部分があったり、雑草が生えていたり、剥げて地表が見えていたり。時として瞬間的に自分宅の芝生の方がいい状態であることがわかる。
隣の芝は青い・・・
もう一度、自分の芝の手入れをしっかりすることから始めたい。