昨日のブログでワールドカップ出場を決めたサッカー日本代表チームについて書いた。
単なる通過点
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20130604
ワールドカップ出場が当たり前になりつつあるのは実力を身につけつつあるからと。
その原動力は本田や香川、長友、長谷部、岡崎らの海外組に負うところが大きいことは間違いない。彼ら海外組の「個」の力が高まってきたからこそチーム力が上がり、結果に繋がっている。今日の記者会見で本田がいみじくも語ったように「チームワーク」は元々日本人が得意とするところで「個」の力をもっと高めていかなければならない。
海外に飛翔していった一人ひとりが世界で揉まれ、傷つき、悩み、それでも立ち上がり、命がけで身につけつつある力が日本代表の力になっていることは間違いない。
翻って昨今の若者たちの海外志向が強いとは言い難い。
留学者数も減少傾向は止まらず、若者の多くが海外勤務を望まなくなっているという。
居心地のよい日本が一番で海外には行きたくないという風潮さえ見られる。
しかし、
サッカーの海外組を見ればわかるように我々日本人もいざ世界に出れば十分通用するし(十二分に苦労はするが)、逆に世界という荒波に揉まれなければ自分達の実力、潜在力は発揮されにくいのかもしれない。
アベノミクスの効果もあり、「失われた20年」にようやく終焉の兆しが見え始めている。
成長戦略の一つとして、
一人でも多くの日本人を海外組にしていくことを提案したい。
そして、
若者には、
自らが「海外組になる」という気概を持ってもらいたい。