The color of the wind
まずこの曲を聴いて欲しい。
ディズニーの映画、ポカホンタスの主題歌だ。
昨日のブログで近所の川から持続可能な社会や循環社会について思考を広げたけれど、そんなことを何となく考えながら川べりを走っているとiPhoneから流れてきた曲に心を打たれた。
あまりにもぴったりだったから。
歌詞と解説はこちらの秀逸なサイトを参照あれ。
考えたいのは、「風の色」とは何か、何を意味しているのか、ということ。
我々人間は自分達が何でもできると信じている。少なくとも生きていくために何をすればいいのか、どう環境を整えればよいのかを知っている。
知っているつもりでいる。
それはあまりにも当たり前過ぎて、同じ地球に暮らしている他の動物や生き物のことなど考えない。
時に自然の脅威に晒されて目が覚めることもあるけれど、喉元過ぎれば何とやら・・・
ポカホンタスが白人の男性を諭すように歌うのは自然の営みであり、命の尊さであり、生命溢れるこの地球という奇跡。
「風の色」で絵を描くことができますか?
それは何もかも知っていると思い込んでいる暴君としての人間を戒めるための質問。
我々は山の声で歌うことができるだろうか?
風の色で絵を描けるだろうか?
我々が奇跡の中で生かされていることを時々は思い出したい。