心のありか

 

心はどこにあるのだろう。

 

感覚的には、胸(心臓)の辺り?  それとも脳の中?

 

なんとなくの世界ではそれでいいし、誰かが正しい答えを持っているわけでもない。

 

先日のNHKの特集で最新の人体の神秘が扱われていて、その中でゲストで出ていた女優の石原さとみが言っていたことが印象に残っている。

 

「最近、友人と心がどこにあるかという話になって、友人たちは心臓や頭(脳)だと言っていたんですけど、私は『細胞』って答えたんですよね。自分でも何故だかよくわからないんですけど、細胞の一つひとつに心があると思ったんです」

 

「深い!」 と思った。

 

我々人間の一人ひとりに心が宿っているように、我々一人ひとりを作っている細胞一つひとつにも心が在るというのは斬新でありつつ非常に納得のいく、答えなのではないか、そんな風に感じた。

 

IPS細胞の山中教授がタモリと一緒に番組の司会をしていて、それを肯定するような発言を聞いて改めて合点がいった気がした。

 

次に何をすればいいのか。

 

自ずから答えが見えてきた気がした。