ちょぼちょぼ

 

「人は結局のところちょぼちょぼ。一部の天才は別にしたらそんなに変わらない。」

 

そう聞いて驚くとともに少しホッとした。

 

学力、仕事力、コミュニケーション力・・・

 

人それぞれが元々持っている力があって、それぞれ自分の力を必死に伸ばそうとしている。その差はいつの間にか開いていて、どうしようもないと感じられる時がある。

 

それでも改めて身の回りを見渡してみると、

 

車の性能はメーカーによってそれほど大きく変わるだろうか?

 

通信キャリアの通話の品質や料金はそれほど変わるだろうか?

 

ビールの味はどうだろう?

 

コンビニの品揃え、商品力は?

 

電化製品のメーカーは?

 

もちろんそれぞれに特長があり、こだわりがあり、好みがある。

 

それでも状況に応じて使い分けをすることはあるし、ブランドにそれほどこだわらない人も少なくない。ブラインドテストをしたらわからないなんてことは珍しくない。

 

個人の集合体が企業で、それが提供している製品やサービスが「ちょぼちょぼ」なら個人も「ちょぼちょぼ」。

 

見方によってはみんな「ちょぼちょぼ」なのだ。

 

そう思うことで気が楽になったり、やる気が高まるのならそれでいい。

 

ちょぼちょぼだからこそ頑張りがいがあるというもの。

 

立ち止まることなく、前進を続けよう。