仕事の報酬
それは仕事。
とは、大学教授であり、シンクタンク ソフィアバンク代表でもある田坂広志氏の言葉。
普通に考えれば、仕事の報酬は、金銭であったり、待遇の改善であったり、名誉であったりする。
それを敢えて「仕事」とするのには深い哲学があることがうかがえる。
手の切れるような作品を作るつもりで一つひとつの仕事に魂を込める。
その繰り返しを愚直に続けることで与えられるキャンバスは少しずつ大きくなっていき、やがては巨大な壁画にフレスコ画を任されるようになる。
より大きな仕事はより大きな責任とやりがいを包含し、当人の魂を磨き、人間を大きくする。
それこそが仕事の報酬が仕事と言われる所以ではないか。
そんなことが頭の中を駆け巡っている・・・